はじめに
私がHSS型HSPであることに気づいたのは、今まで経験してきた職場環境や人間関係を振り返る中でのことでした。
変化の激しい環境やパワフルな人々との縁が自然と結ばれ、その中で自分を成長させてきましたが、同時に内面的な葛藤も抱えていました。
この記事では、私のこれまでのキャリアとその中で感じた気づき、そして今後の働き方についての考えを共有したいと思います。
スポーツ経験と体育会系環境の葛藤
長年スポーツを続けてきた私にとって、THE体育会系の環境は避けがたいものでしたが、正直に言えば苦手でした。
それでも、その中で経験し、成長してきた部分もあります。
運動指導の仕事も、知り合いからの推薦やご縁でお仕事につきましたが、常に刺激的で忙しい環境でした。
HSS型HSPとしての気質が、珍しい職場やタフな環境への好奇心を掻き立て、挑戦し続けることになりました。
最初のキャリアと現在の気づき
私はHSS型HSPで、変化の激しい環境やパワフルな人に好まれやすい傾向があると感じています。
長年スポーツをしていたことから体育会系の環境が苦手でしたが、そこでの経験が私を成長させてくれたことも確かです。
仕事は運動指導がメインで、痛みや障害、病気を抱えている方々と向き合ってきました。
知り合いやご縁を通じての仕事が多く、刺激を求める私の性質から、あえてタフな環境に飛び込んできたのだと思います。
そんな中でも、細やかさや受けとめる力があるため、上司や影響力の強い方々から好まれ、特有のポジションで重宝されることが多かったです。
そして不思議なことに、バイタリティーのある人やパワフルな人に良くしていただくことが多かったです。
退職後も昔の職場の仲間や上司と連絡が続いており、忙しい環境で働くことに満たされた感を覚えていましたが、今振り返ると本心ではしんどかったと気づきます。
常にどこか窮屈に感じていて、内面では自分が隠れて生きているような感覚がありました。HSPの自分には、刺激量が多すぎたのかもしれません。
私が最初に就職したのは、大学の教授の助手兼体育施設の事務でした。
当時、先生は全日本ノルディック複合スキーのトレーニングDr.や、メディ取材や執筆、研究論文、海外出張など多忙な日々を過ごしており、私は毎日その指示に追われていました。
この刺激的な環境での働き方が、仕事に対する土台となってしまい、無意識に仕事は大変が当たり前になっていきました。
契約期間満了で退職し、その後どの職場に行っても、周りとはうまくやれるし評価もしていただけますが、クールダウンのバランスを崩し、どんどん穏やかな働き方にシフトしたいという気持ちが強まっていったのです。
実は最近、その教授から食事会のお誘いを受けました。
30年経った今も私のことを大切に思ってくださるのは嬉しいことですが、体調もすぐれないため、そのお誘いを丁寧にお断りしようと考えています。
元気を取り戻したら、これから先は、先生と自然体でお話しができるといいなと思っています。
「動」の生活に戻りたい気持ちと「静」の発見
子供の治療を最優先にしたため、家にいる時間が増えました。
これまでの人生はずっとアクティブに過ごしてきたので、「動」の生活に戻りたいと強く思う自分がいます。
しかし、家で過ごす「静」の時間は、想像以上に自分の敏感さにノイズを与えず、穏やかに暮らせることに気づきました。
この経験を通して、「動」ベースの人間だと思っていたけれど、実は「静」が自分の本来のベースであり、たまに「動」のエネルギーを取り入れることで、バランスが取れることを確信しました。
このように、過去の経験や環境がどれだけ自分に影響を与えているか、そして今の自分がどのように変わってきたかを考えると、物事のバランスを見直す良い機会になっています。
穏やかな働き方へのシフト
これまでの経験から、刺激的な環境で働くことが自分にとって一時的な満足をもたらしていた反面、実はその中で常に窮屈さを感じていたことに気づきました。
HSPとしての特性が、情報整理と現実のギャップを埋めるのに苦労していたのです。
これからは、穏やかで自分に合った働き方を模索し、内面のバランスを保つことを大切にしていきます。
キーワードは「のびのび」です♪
まとめ
HSS型HSPとしての私が経験してきた刺激的なキャリアとその中で感じた気づきは、今後の働き方を見直す重要なヒントを与えてくれました。
いま人生のターニングポイントなのだなと実感してます。
焦らずに自分らしい働き方にシフトしていきます。
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