「運動できない自分」に悩むあなたへ。焦りを手放すヒントと「ルーの法則」の本当の意味

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「運動しなきゃ」が苦しくなるとき──ルーの法則と向き合って気づいたこと

「ヒトの器官や機能は、適度に使えば発達し、使わなければ退化・萎縮する」
これは ルーの法則 と呼ばれる有名な原則です。

運動指導の仕事をしていた私にとって、この言葉は“当たり前”の知識でした。
だからこそ、病気をきっかけに体が思うように動かなくなったとき、「運動できない自分」にとても強い葛藤を感じました。

健康のための運動が、突然できなくなった

日課として続けていた運動を、病気のために一度すべてストップすることになりました。
それまで当たり前のようにできていたことができなくなり、日常生活さえままならない日もありました。

「健康のためにやっていた運動ができない」
そんな矛盾と向き合いながら、焦りや不安がどんどん大きくなっていきました。

知識があるからこそ、できない自分がつらい

私は超回復の原則や、筋肉の可逆性(元に戻る性質)などの理論も理解していました。
「数日運動できなければ筋繊維は元に戻る」「筋肉は使わないと減る」
…そういった知識がある分、余計に自分を責めてしまいました。

「運動しなきゃ」→「できない」→「焦る」の悪循環

気づけば、ずっと「筋肉を使わないと衰える」ということばかりにフォーカスしていました。
でもそれが、「やらなきゃ」→「でもできない」→「焦る」→「体調を崩す」…という悪循環を生んでいたのです。

心も体も、どんどん消耗していくような感覚がありました。

「できるときに、無理なくやる」と決めてから

あるとき、ふと「今の自分に必要なのは、休むことなのかもしれない」と思いました。
そして、「できるときに、無理なくやる」ことに決めました。

自宅で、ほんの少し体を動かすだけ。
それでも、「今日もできた」と思えることで、気持ちが前向きになっていきました。

体よりも、まずは心を回復させる

ルーの法則は、決して間違っていません。
でもそこにある「適度に使う」という部分を忘れてしまうと、心が苦しくなってしまいます。

「適度」は誰かと比べるものではなく、“今の自分にとってのちょうどよさ” なんだと、ようやく気づきました。

まとめ:休むことも「使い方」のひとつ

「休むこと」は、決してサボりではありません。
それもまた、体と心を守るための“適切な使い方”のひとつなのです。

今、同じように運動ができなくて不安になっている方がいたら、ぜひ伝えたい。
焦らなくて大丈夫。
心と体が整ってくれば、また自然と動きたくなる日がきっと来ます。
どうか、ご自分を責めず、今できることを、やさしく続けてみてくださいね。

今日の自分の体と心に、どんな優しさを向けられますか?

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